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RubyKaigi 2019を終えて
RubyKaigi2019を終えての総括

RubyKaigi2019を終え、体重を戻しに掛かっているgiftee CTO 柳瀬です。

今回のRubyKaigi2019では、gifteeとして初めてスポンサーをさせて頂きました。スポンサーするモチベーションはいくつかありましたが、個人的に一番強かったのは、「Rubyコミュニティへの還元」です。

Sponsers

CSR(企業の社会的責任)という言葉が使われるようになって久しいですが、Ruby/Railsコミュニティへの還元は、今の僕らに取ってCSRとして果たすべき事柄では無いかと考えてます。

gifteeでは、創業来サーバサイドでRuby/Railsをメインで使い続けており、現在社内でRailsを使っているレポジトリは100個近いです。お陰様で事業的にもここ数年大きく飛躍できておりますが、Ruby/Railsコミュニティの力無くしてそれはなし得なかったと考えています。

ブース集合写真

今回、スポンサーをするだけでなく、全エンジニアの半数近いメンバーがRubyKaigiに参加してくれました。3日目最後の松田さんのClosingでのお話とも重なりますが、普段使わせて頂いているRubyの背後には大勢の人たちの協力がありということを、このメンバーが直接感じ、コミュニティに貢献するモチベーションに繋がれば、と考えています。

コミュニティの話で言えば、会期中何度もアナウンスされていましたが、RubyGemsのMFAは必ず有効にしましょう。ここから設定できます。

駅でのポスター

最後に、個人的に一番印象に残ったセッションの話を。
それは、「Running Ruby On The Apple II」のセッションでした。これは題名通り、1977年に発売されたApple IIでRubyを動かす、という内容で、Speakerの方がアメリカからApple IIを持ち込んで来ており、さらに驚くべきことにプレゼン資料自体もApple IIによって作成されていました。(どうやってプロジェクターに出力してたんだろう・・・)

Apple II発表

Apple IIでRubyが動いたら楽しそうなので色々考えたが、Apple IIの性能ではmRubyも動かず、仕方がないのでmRubyよりも軽量なnRubyを作る事にした、という素晴らしく狂気じみた内容で、アセンブリだらけの発表で僕自身大学時代に戻ったかのような感覚に囚われました。
ただ、もしこれが形になれば、もしかしたら超小型・低電力過ぎて(m)Rubyが動かせないIoTデバイスで活用ができるかもしれない、という話が最後にあり、もしかしたら破壊的イノベーションは案外こういった狂気じみた取り組みから生まれるものなかもしれない、そんな思いに駆られました。

Apple II

という訳で、僕個人としても大いに刺激を受ける事ができた素晴らしいイベントでした。改めてOrganizerの皆様に深く御礼申し上げます。そして、来年また松本で!

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